第13回演奏会
2019/3/3(日)
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今回演奏するボロディンの第1番は、化学者で医師でもあった彼が「日曜作曲家」として長い年月をかけて書きあげた曲です。ベートーヴェンの主題を用いた穏やかで美しい旋律、ロシアの民族的な音楽、ハーモニクス奏法を使った独特な世界観など変化に富んだ作品です。有名な第2番に比べると知名度は低いものの、聴きどころの多い一曲です。
メンデルスゾーンの第6番は、姉を亡くした喪失感と虚無感の中で作られました。その悲しみは曲中に激しく溢れ出し、「裕福な家庭のお上品な曲風」というその他の作品とは異なる印象をもたらしています。我々にとっては、11年前の第1回演奏会で演奏した思い出の曲でもあります。当時よりも感情的に、より成熟した音楽をお届けしたいと思います。
- 日時
- 2019年3月3日(日)
開場13:30 開演14:00
- 場所
- サルビアホール
(横浜市鶴見区民文化センター)
(JR京浜東北線・鶴見線「鶴見」駅 東口から徒歩2分
京急本線「京急鶴見」駅 西口から徒歩2分)
地図はこちら(Google Map)
- 入場無料・全席自由(親子席あり)
- 曲目
-
- メンデルスゾーン
- 弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
- ボロディン
- 弦楽四重奏曲第1番イ長調
- Felix Mendelssohn
- String Quartet No. 6 in F minor, Op. 80
- Alexander Borodin
- String Quartet No. 1 in A major
第12回演奏会
2018/3/18(日)
ベートーヴェンは今回初めて後期の曲、かつ最高傑作と言われる第15番に取り組みました。弦楽四重奏曲に珍しい5楽章編成で、古典的な厳格さに加え洗練された響きの際立つ曲です。病からの回復後に作曲され、生きる喜びと同時に神聖さも感じられます。
ベートーヴェンの影響を強く受け、その後継者とも言われるブラームスは、ベートーヴェンを意識する余り8年もの時間をかけ弦楽四重奏曲第1番を生み出したと言われています。緻密な構成でありながら、複雑なリズムの掛け合いや、重苦しくも美しい和声が魅力的です。2つのドイツ音楽の響きを、どうぞお楽しみください。
- 日時
- 2018年3月18日(日)
開場13:30 開演14:00
- 場所
- サルビアホール
(横浜市鶴見区民文化センター)
(JR京浜東北線・鶴見線「鶴見」駅 東口から徒歩2分
京急本線「京急鶴見」駅 西口から徒歩2分)
地図はこちら(Google Map)
- 入場無料・全席自由(親子席あり)
- 曲目
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- ベートーヴェン
- 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
- ブラームス
- 弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.51-1
- ブリッジ
- 弦楽四重奏のためのノヴェレッテ
- Ludwig van Beethoven
- String Quartet No. 15 in A minor, Op. 132
- Johannes Brahms
- String Quartet No. 1 in C minor Op.51-1
- Frank Bridge
- Novelletten, H.44